パチュンはのどかな段々畑状の田んぼが広がる静かな町。 瞑想のメッカで、夜は日本では見れない程の明るい星達が空を覆い、朝はキンモクセイの甘い香りが漂う。
朝露ののった草をかき分け、ホテルの前にある畑で農業を体験。畑を耕し、雑草をある程度とったら、5センチ間隔に穴をあけて、そこに白菜の苗を植えていく。苗はやっと双葉が出たばかりの1センチたらずのもので、ともすれば雑草に埋もれてしまいそうなのに、1ヶ月で収穫を迎えると言う。隣の畑を見ると、雑草とともに大きくなった白菜がゴロゴロ。日本と違って、野菜も雑草ものびるに任せて、自然に育っていた。そこに鶏だろうか、鳥達を走らせている。おそらく鳥に虫を食てもらって、しかも鳥には良い運動場にもなって、一石二鳥なのだろう。(ここの地鶏は美味しい)セナはスリングに入れて行ったが、鍬で畑を耕すのが気に入ったのか、スリングから手を伸ばし、一緒に柄を持って、声を上げて笑っていた。前世はきっと農耕民族ねなどと言われながら。 午後はパチュンガーデンの芝生で子供達と遊び、芝生に寝転んで蓮の池を眺めながらセナに授乳。そして主人のワークショップ中に誕生日を祝ってもらった。
60名近くの人にハッピーバースデーを歌ってもらう。セナも手拍子が嬉しいのか大はしゃぎ。とても記念すべき日になった。バースデーケーキはチョコレートで出来た2段重ね。バースデーキャンドルを立てる習慣がないらしく、太いローソクを1本立ててあった。
誕生日は何かを手放し、何かを受け取る日。私は、今までの誕生日に対するネガティブな思いを手放し、ありがとうといえる素直さを受け取ることに。
素敵な誕生日をありがとう、あなた達に出あえてとても幸せです。
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【2005/08/06 19:49】
バリ島
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